新時代のキャンプを彩る、革新的な火床デザイン

風に強く、調理も容易な「Horizontal Long Mesh」

アウトドアシーンに新たな風をもたらす、山田茂の独創的な火床が登場しました。従来のメッシュ型火床の弱点を克服し、特許を取得したその設計は、機能性と美しさを兼ね備えています。

ステンレス製のメッシュ火床は軽量でコンパクトながら、風に弱く調理には不向きという課題がありました。しかし、山田茂が開発した「Horizontal Long Mesh」は、従来の火床の常識を覆すコンケーブメッシュ構造を採用。側面フレームに引っ掛けることで、風に強く、調理もしやすいという新しい価値を実現しました。

組み立て・収納が30秒以内で可能なステンレスフレームにメッシュを引っ掛けることで、風に強い凹型を使用できます。メッシュは灰が抜けず空気は通る織り方で、強風下でも高い燃焼効率を実現し、大きな薪もきれいに灰化します。フレームは調理にも便利で、ストーブをフレームに引っ掛けることができます。夜にはメッシュを通して美しい炎が見え、薪が徐々に灰に変わる様子を楽しむことができます。

この火床は、キャンパーでもある鉄工職人が外部デザイナーの指導のもと開発しました。機能性と美学を追求し、耐久性、シンプルさ、論理的な構造を備えた真の職人品質です。毎回の使用時にその品質を実感できるでしょう。

2021年9月1日に日本で発売されたこの製品は、アウトドアブームの中で小規模なキャンプが特に人気を集め、様々なアウトドアギアが販売されています。その中でも、風に強く、調理もしやすい新しいデザインの火床は、キャンプ愛好家から注目を集めています。

ポータブル製品として、織られたステンレスメッシュをU字型のフレームで保持することが主な焦点でしたが、コンパクトで軽量である必要がありました。そのため、最小限の部品で簡単に組み立てられる構造を考案する必要がありました。

オープンファイヤーは芝生や土壌を損傷する可能性がありますが、この軽量でコンパクトな製品は、灰や火の粉を環境に広がることなく、様々なシーンでの焚き火を楽しむことを可能にします。日本で特許を取得した構造により、夜間にはメッシュを通して炎が漏れ、薪がやさしく灰に変わるのを見ることができます。


プロジェクトの詳細とクレジット

プロジェクトデザイナー: KENZO NORIDOMI
画像クレジット: Image #1: Photographer Tsuneharu Doi, Horizontal Long Mesh, 2022. Image #2: Photographer Tsuneharu Doi, Horizontal Long Mesh, 2022. Image #3: Director Kenzo Noridomi, Horizontal Long Mesh, 2023. Image #4: Photographer Tsuneharu Doi, Horizontal Long Mesh, 2022. Image #5: Photographer Tsuneharu Doi, Horizontal Long Mesh, 2022.
プロジェクトチームのメンバー: Creator:Shigeru Yamada Creative Derector:Takashi Sekimitsu Assistant Director:Kenzo Noridomi
プロジェクト名: Horizontal Long Mesh
プロジェクトのクライアント: NORINORI LIFE


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